2015年3月14日、ついに北陸新幹線開業により格段にアクセスがよくなった金沢。
2回目となる今回は、加賀百万石の城下町の佇まいを今なお残す石川県・金沢をご案内します。
金沢は江戸、大阪、京都に次ぐ第4位の大都市として芸能や文化が花開き洗練された料理やお菓子などが発達してきました。その中でも古き良き伝統を受け継ぎ、さらに現代のエッセンスを取り入れ進化し続けている逸品をご紹介します。


金沢は、香箱蟹をはじめ日本海の新鮮な魚介類や加賀・能登野菜をはじめとする野菜や果物が満載。さらに加賀友禅、九谷焼、山中や輪島の漆器などの工芸品など全てが洗練されています。
金沢城
金沢城金沢城公園内にある明治時代に焼失した「橋爪門」の復元がついに完了。魅力を増した金沢城は必見。
近江町市場
近江町市場旬で最も美味しい新鮮な魚介類が店先を彩ります。その場で食べられるのも市場ならでは。

伝統的だけど新しい まめや金澤萬久の有機大豆の炒り豆

加賀・能登の良質な豆と、石川を代表する伝統工芸である「九谷焼」 の文化を融合させたまめや金澤萬久。有機大豆を個性豊かな味わいに仕上げ、九谷焼の絵付け師さんが四季折々の絵柄をひとつひとつ手書きで描いています。「まめがこんなにおいしいなんて!」そんな驚きにきっと出会えるはず。

時間と手間が醸し出す究極の味 池田商店 金沢こんかこんか

地元でとれた新鮮なサバを糠に漬け、自然の力を借りてじっくり発酵・熟成させた金沢こんかこんか。北陸に伝わる保存食の知恵を活かし、30年以上引き継いできた味に現代の味覚を合わせ工夫と改良の末に完成。噛むほどにじんわりと広がる旨味が何とも美味しい。